こんにちは。
栃木小山オフィスづくり.comです。

突然ですが「ディスレクシア」という言葉をご存じでしょうか？

ディスレクシアは、学習障害のひとつのタイプとされ、全体的な発達には遅れはないのに

文字の読み書きに限定した困難があり、そのことによって学業不振が現れたり、

二次的な学校不適応などが生じる疾患です。

（国立成育医療研究センターホームページより）

「知能には問題がない」のに「読み書きが困難」というのは普段の生活に多大なる影響を及ぼします。

近年知られてきた障害ではありますが、日本では発見が遅れているのが現状です。

読みにくさは書体（フォント）によって改善されることがわかり、近年「UDフォント」という

書体が広く使われるようになりました。このフォントの特徴は「線の太さが均一」であるということで、

これにより文字認識が向上することが分かったそうです。

（テストの点数が向上した事例も！）

詳しくは下記リンク（産経新聞の過去記事）をご覧ください。

https://www.sankei.com/article/20190509-33FZZBYLXBNYVC4V6EDX3PYZ5E/

公共の場所の表示や案内板、学校や役所からの文書、教材や辞書の書体がUDフォントに変わってくると、

いままでより「やさしい社会」「暮らしやすい社会」になると思います。

普段読んでいる文書がどんなフォントで書かれているか、新聞の見出しやWeb画面の文字の書体なども

気にしてみると新しい気づきがあるかもしれませんよ。

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