こんにちは。
栃木県小山市を中心に 長年オフィスづくりに関わり、経験をもとにお客さま1社1社のご要望に柔軟に対応する栃木小山オフィスづくり.comです。

前回に続いて、ESGの中のS＝社会についてです。

【大テーマ】⇒「ESGにおける働き方改革とは？」

昨今、毎日のように耳にする「働き方改革」ですが、これは一言では語れません。
そこで何回かに分けてお伝えしていきたいと思います。

まずは「働き方が変わる」ことについて。

〇働き方改革が目指すものとは？？

「働き方改革」は、個人の事情に応じた多様で柔軟な働き方を選択できるようにする改革です。
この改革は、日本が直面する少子高齢化による生産年齢人口の減少や働く人々のニーズの多様化といった課題に対応するために実施されています。

主な目的は以下の通りです

生産性向上：投資やイノベーションを通じて生産性を高めます。
就業機会の拡大：多様な人材が働ける環境を整えます。
能力発揮の環境整備：個々の意欲と能力を最大限に発揮できる職場づくりを目指します。

これらの取り組みにより、成長と分配の好循環を構築し、働く人々がより良い将来展望を持てる社会の実現を目指しています。最終的には、「一億総活躍社会」の実現につながることが期待されています。

〇働き方改革の全体像ってどんな感じ？

★働き方改革の基本的な考え方

⇒「働き方改革」は、働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革です。働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現することで、成長と分配の好循環を構築し、働く人一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指します。

★中小企業・小規模事業者の働き方改革

職場環境の改善などの「魅力ある職場づくり」が人手不足解消につながることから、人手不足感が強い中小企業・小規模事業者においては、生産性向上に加え、「働き方改革」による魅力ある職場づくりが重要です。取組に当たっては、「意識の共有がされやすい」など、中小企業・小規模事業者だからこその強みもあります。

「魅力ある職場づくり」→「人材の確保」→「業績の向上」→「利益増」の好循環をつくるため、「働き方改革」により魅力ある職場をつくれるようにしましょう。

〇働き方改革についての次回は、「時間外労働の上限規制」についてご案内します。